野辺山シクロクロス・UCI女子レースレポです。

どもです。
遅くなりましたが、野辺山CXのUCI女子レースレポートを。
特にピットレーン内での故障対処、という結構なレアケースをやっちまい、
かえって、それが今後のシクロクロスな皆様のお役にたてば、ということで。
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・大会名:野辺山シクロクロスUCI女子エリートレース
・日時:2014年11月30日(日)
・会場:長野県南伊那郡・野辺山高原:滝沢牧場内コース
・気温:5度
・コース状況:深い泥
・距離:約2kmの周回コースを5周回(40分)
・リザルト(順位・タイム・タイム差他) :11位

・前日の就寝時刻:夜10時
・起床時刻:朝7時
・レーススタート時刻:13時50分

・ウォームアップ開始時刻とその内容:スタート30分まえにオフロードの芝地を軽くランニング
・レース目標:トップと同一周回による完走
・レース戦略:泥でのスムーズな走行に集中するのみ
・戦略上で注意すべき選手:まだその位置にないため、特に立てずに。
・レース前の食事(内容と戦略):朝に洋食のたっぷりの食事(昼過ぎのスタートだったため)

・スタート時の覚醒水準(集中力):集中は出来ていた。ただしコースが泥すぎて予想できない怖さはあり。
・スタート前に使用したマッサージオイルやサプリメントなど:
レース前日・夜にグリコ・エキストラオキシアップを4粒、スタート前に「おいしいアミノ酸BCAA」を1袋
・レース中の補給内容:レースのルール上、補給は禁止
・レース後に摂取したサプリメントなど:グリコ「おいしいアミノ酸BCAA」を1袋


・レースの内容を簡潔に:
定刻の13時50分に16名でスタート、スタート直前までしっかりとギアをかけての走行をやっていたのに
いきなり出遅れて13番手ぐらいで最初のアスファルト区間を終えて、オフロード区間に入る。
そこから一気に踏み直しをして、多分7番手ぐらいまでには浮上したがトップの4名はかなり先に行ってしまう。
ここでは、どうしても挽回が難しいか?と焦って泥の箇所を安定したところを狙いすぎて大きく落車。
そこで1人抜かされ、その先でもう1人抜かされる。その時点で9番手。

何とかトップと同一周回で走りたいと思い、得意のランニングで追い上げるが
自転車に乗る箇所になると遅れてしまう。昔の悪い癖が出てイヤになってくるが落ち着いて走るしかない。
心拍は上がり切らないし、膝の調子も悪くないので、中盤から何とか挽回しなおそう!と
ピット区間に差し掛かったところでペタルが踏み込めない。
すぐに「リアメカが壊れた!」と気が付いた瞬間、ピットから「戻れ、戻れ!」の指示が出た。

この時に「あ!ルールでピット地点にいる限りは戻ることができる!」とピン!!ときて、
自分がピットエリア内にいることを確認しながら、
ピットレーンまでピットエリア内のコースを逆走して戻り、自転車を交換することが出来た。
そのため、次のピット地点に至るまで壊れて動かない自転車を担いで長々と走る状況は避けられた。

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UCIルール「シクロクロス」機材交換の箇所から抜粋:
5.1.039 機材交換は、ピットレーン内の同一地点で行われなければならない。
ピット・エリアの終端を通過した競技者は、自転車または車輪の交換のために次のピット・エリアまで走り続けなければならない。
競技レーンにいる競技者は、ほかの競技者の妨害をすることなく、競技レーン上で自身の経路を後戻りしてピット・レーンの入口から入ることが出来る。
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しかし、そのピットでのリターンで何人か抜かれていたようだった。

その後は、そのメカトラブルと自分でコントロールしきれてない自転車乗車の遅れが響いて80%脚きりで終了。
いちおう11位となったが、何かいろいろと今の自分の走り納得できず、自分自身に腹が立ってしょうがないレースとなってしまった。

・レース後の痛み・違和感・機材などの不具合:
泥の深いコースをランニングしまくったわりには直後の膝の調子は良好。
脚もかなりハリはあったもののレース後は問題なかった。
そのため、翌日に要件を入れて歩き回っていたところ、膝の筋が痛くなってしまう。
そこで、その更に翌日にスグいつもの鍼灸師に診てもらい違和感はなくなった。
その際に言われたのは「今年で一番、筋肉全体の張りが強い」ということであった。


・今回のレースで準備が足りなかったと思われる点(トレーニング、体調管理、機材、その他):
オフロードでの自転車走行経験が、まだまだ少な過ぎる。そのためのスキルトレーニングを積むこと。
しかし、それに没頭すると地道な「ベースを高くするトレーニング」が少なくなってしまうので、
基本の部分は引き続きしっかり固める。


シクロクロスに参戦することで得られる大きなこととして「スタート直後からパワフルに走る」という
力を得られることにあるので、その長所は生かした走りを伸ばしていきたい。
一方でレース時間が最長でも女子L1で約40分と限られていること、さらにロードレースならではの
緩急をつけた走りの維持はベース作りが肝となるので、その部分は棲み分けをして練習をしたい。


何よりも、私はシクロクロスが好きなので、そのためにもロードレースの走りが必要であることは
重々わかっている。それを生かして練習を積んで成績につなげたい。


・上記の内容から今後のトレーニング内容を簡潔に。
またその内容をいつまでにどれだけ実行するか。:

全日本シクロクロス選手権まで実質、あと8日あまりと考えているので
とにかく風邪などをひいて調子を崩さないように注力したい。
でわでわ。