2014全日本選手権個人タイムトライアル・ロードレース:レポート

どもです。


・大会名:第18回全日本選手権個人タイムトライアル・ロードレース 
・日時:2014年6月27日  
・会場:岩手県八幡平市焼走り村パノラマライン
・気温:23度から25度ぐらい、晴れており暑く感じた
・コース状況:ドライ
・距離:26.8km(13.4kmを2往復)
・リザルト(順位・タイム・タイム差他) :10位・45分53秒01、トップ差6分48秒、時速は35.04km/h

・機材アッセンブル:
フレーム:BOMA・エランTTシルバー
ホイール:BOMAフロント・TH-10C※38ミリハイト、リア・TH-DD※ディスクホイール
ギア:SHIMANOアルテグラ・フロントは52×39、リアは13-25、クランクはティアグラ165mm
ハンドル周り:VISIONのTT用ハンドルにDHバー
サドル:ADAMO
タイヤ:ミシュラン・PRO4・23C
ヘルメット:オージーケーカブト・AERO-K1
グローブ:オージーケーカブト・PRG-4
ボトル:オージーケーカブト・スクリューキャップ仕様のボトル
ウエア:チャンピオンシステム・TT専用スキンスーツ
靴下:R×L SOCKSのTBK-256N

それぞれのチョイス理由など:
フレームは念願のBOMAのTT専用フレーム!トルクがしっかりと伝わるフレームでTT専用設計なので安心してスピードを乗せられる。
これにBOMAのホイール、しかもリアはディスクに出来たので、私としては最強のアッセンブルでレースに臨めた。
(このディスクホイール・TH-DDはシャフトの交換でロードでもトラックにも使えるのがいいです!)
ギアの構成は悩みに悩んだ末に出した内容。結果をいうとリアは11からでもよかったかもですが、しょうがない。
ハンドルについては、スドーマンの工夫が生きた。サドルも含めて前乗りのポジションは出せたと思う。


タイヤは、出来れば同じPRO4の25Cが使いたかったのですが、タイヤの太さがフレームと干渉してしまうので使用できず。
ヘルメットは、いろいろと事前に試した結果、このTT専用で後ろに伸びている形状でいくことに。
そのため、レース中は顔を下げないように、むしろ顎を上げるようにして背中とのラインとあうように意識。


グローブは薄手のPRG-4、すっかりコレを愛用させていただいております。
ボトルはいつもの使用している今年の供給品だとキャップに輪っかのでっぱりがあり脚とぶつかるので、TTのみ輪っかのないスクリューキャップになっている仕様の同社のボトルを使用。


ウエアはコレを。TTではバッチリ!シューズカバーは気温が高めだったので使わず。
靴下はR×L SOCKSのTBK-256Nを。滑り止めのついたTBK-300Nも良いのですが、気温が高くなりそうなので、今回は生地が薄めで、丈の短い方をチョイス。


・前日の就寝時刻:夜10時
・起床時刻:朝6時
・レーススタート時刻:10時34分

・ウォームアップ開始時刻とその内容:9時から20分間、40分から10分間
・レース目標:入賞、出来なくても1ケタ順位
・レース戦略:下りはできるだけ攻めて、登りでペースキープをする。最後にタレないように!
・戦略上で注意すべき選手:特にないが、コース道路が狭いので追い越しの時に注意した。


・レース前の食事(内容と戦略) :食事は7時までに、宿で出たご飯を主食とした和食でしっかりと摂った。
その後に、レースまでは湿気が高かったので水分をマメにとるようにし、あとは特に食べ物はとらなかった。
ウォーミング・アップはローラー台でペタルの回転を上げて脚を回すのを中心に。


・スタート時の覚醒水準(集中力) :しっかりと朝から目覚めよく、集中力は高い状態。
・スタート前に使用したマッサージオイルやサプリメントなど:なし
・レース中の補給内容:水を2周目に入って折り返した後に1口のみ。
・レース後に摂取したサプリメントなど:グリコおいしいアミノ酸BCAAを1袋

・レースの内容を簡潔に:
RGJチーム選手たちが順調に支度をしていたので、スタート前は結構集中できていた。
スタートは予想どおり焼走り村の駐車場を回るレイアウトだったので、落ち着いて駐車場内を回ってコースに入る。
下りのセクションは向かい風だったが、ちょっと慌ててしまいDHバーを握る時間が短くなってしまった。
その分、出来るだけ重いギアでペダルを回し切る。一部登りかえす箇所も落ち着いてギアチェンジして折り返し。
一回目の折り返しでギアをインナーに入れていたつもりが、登りのところで入っていないのに気づくが、これも落ち着いて対処。
登りのペースはケイデンスを90bpmぐらいを守って、トルクを上げ過ぎないように注意して目印の看板まで頑張る。
2周目は、もっと慣れて下りを思いっきりいけたが、風向きが変わったことに気付く。
案の定、登りで1周回目でほぼ追い風だったのが、左横から斜めの風に変わっており脚も辛くなってきたが我慢する。最後の残り3kmは相当追い込んでゴールに飛び込んだ。

・レース後の痛み・違和感・機材などの不具合:
このTTレースに賭けていたので、ゴール後は脚を完全に使い切ってしまった。
ただ膝の違和感や痛みがなかったのは良かった。
そのため明後日がロードレースなので念入りにクールダウンした。
機材など不具合はなく万全の態勢だった。


・今回のレースで準備が足りなかったと思われる点(トレーニング、体調管理、機材、その他):
準備はいろいろと考えて、今の私に出来るだけのことは全ておこなった。
しかし、何よりも下り区間が弱すぎる。これについては7月以降にもっと鍛錬する。


ただ、事前に同じコースを何度も走っている中でのタイムが下りは甘かったものの最速で48分ぐらい、それを考えると、登りの上手くいった感触も再現できたし、46分以内は現時点ではよかったか。出来れば45分以内に入りたかったのだが。これは下りの遅さだとも考えている。


パワーについては、昨年よりは高い数値でレースに臨んでいたのだが、もっとトルク負けしないように注意すれば、タイムを今後上げられると思う。あとは回転をスムーズに上げる練習も増やしたい。


何よりもレース当日までに体調や体重をあわせて、風邪をひかないように準備をできたことは次回のレースコンディショニングへ参考にできると思う。

・上記の内容から今後のトレーニング内容を簡潔に。
またその内容をいつまでにどれだけ実行するか。 :実行は今でしょ。というのは冗談としても。
次回はジャパンカップなので、それまでに上記に書いた事項を、しっかりと対処する。しなければならない。
でわでわ。

※今大会でも加藤ちゃんはじめ、多くの方から写真を撮影いただきました。そしてたくさんのご声援、いつもありがとうございます!!