高石杯・女子レースレポート

どもです。
先日の2月15日に埼玉県さいたま市で開催された
「第49回高石杯・関東地域自転車道路競走大会」の
レースレポをまとめてみました。
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・大会名 第49回高石杯・関東地域自転車道路競走大会 
・日時 2015年2月15日(日)
・会場  埼玉県さいたま市・大宮けんぽグラウンド
・気温  日中は10度ほど、しかし北風が10m近くでかなり寒い!
・コース状況 完全ドライ
・距離  1周回2.5kmを20分+2周(実際には20分プラスアルファ)
・リザルト(順位・タイム・タイム差他)
5位:タイムは22分15秒で、トップ差は18秒


・前日の就寝時刻:夜11時(片付けや洗濯で遅くなってしまったw)
・起床時刻:朝5時
・レーススタート時刻:11時20分
・ウォームアップ開始時刻とその内容:
8時から25分間、コースを試走しながらゆっくり脚回し。
10時にGTローラーで20分軽く回してからの20秒ダッシュを3回、5分レスト。
それから完全に着替えて準備。


・レース目標:
とにかくRGJチームから優勝させること。
あとはチーム戦略を立てられる位置から落ちないようにすること。
・レース戦略:
昨年9月の「秩父宮杯ロード」のようなチーム戦略失敗をしないよう、
出来るだけRGJチーム出場5名全員でレース集団の先頭をしっかりと固めること、
そのためにフォローとチェックを声掛けできるようにすること。
・戦略上で注意すべき選手:
若い高校生全員。特に細谷夢菜選手。


・レース前の食事(内容と戦略) :
朝5時半に卵サンドウイッチに甘い紅茶。試走時間前に菓子パン1個
(距離の短いレースで、しかし負荷は高めにかかるので沢山食べずに軽く)
・スタート時の覚醒水準(集中力):
毎度のことですが非常に集中は高い。なんででしょうねw
・スタート前に使用したマッサージオイルやサプリメントなど:
朝出発前にグリコのエキストラオキシアップ4錠、
レースのウォーミングアップ後にグリコ・おいしいアミノ酸BCAAを一包
アップオイルにスポーツバルムのホットを脚と腕に厚めに塗る。


・レース中の補給内容:
今回のレース補給は距離が短いので水のみ。
・レース後に摂取したサプリメントなど。:
おもった以上に消耗してなかったので、レース後は煮卵オニギリだけでいけた。
ただ、短い時間で高い負荷がかかったのでクールダウンを入念に。
あと相当乾燥していたので、うがいをしっかりしておいた。


・レースの内容を簡潔に:
スタート前に開会式があり、ちょっと時間が押していたので5分遅れでのスタート。
事前にチーム監督が、いろいろとチェックしておいてくれていたので、
コース状況やレースの運び、周回数決定方法についてもチーム選手たち全員が理解OK。

※撮影:加藤智
スタートは最初のカーブまで、向かい風で突発な動きはないと思ったので、
その時点からチームでの作戦どおりに、集団の先頭をRGJチーム5名で固めた。
最初の1周回はRGJ小沼がうまく整えるような動きで集団を固めつつ、
RGJ由圭がスピードを上げて、RGJ吹歌がしっかりとついていく、という良いローテーション。
時々細谷(浦和工業高校)と小林綾乃(前橋工業高校)がローテに混ざり、
交代のタイミングが回るときがあるが、RGJチームで固め続けつつスピードが落ちないように
先頭をキープしていった。

※撮影:加藤智
そのうちに2周回目に入るころ、後続集団と完全に分断できたので
更に、スピードを全体的にあげられるように小沼と交代しながらちょっと前に出てみて、
動いているうちに、小林選手の後ろ姿が「やばいー」という感じに見えてきて
あー、コレは前に出た方がいいかな?と進んだら小林が遅れてしまい、
ここでRGJ4名(高橋姉妹と小沼と私)に細谷の全5名で先頭集団が固まった。
※結局、私たち5名の先頭集団と後続集団との差はゴールで1分以上ついていた。

※撮影:加藤智
残り2周回の表示が出たところで、細谷が何度か動こうとしていたようだが
RGJ全員で封じ込めに動いた。私は結構、脚にキてしまい前に出られない状況だったので
選手たちへの声かけで何とかコントロールした。


残り1周回の最後のゴール前へのカーブで、それまで後半頑張って前を引いた由圭に
うまく前に進んだ吹歌が細谷にピッタリとついてゴールに向かう。
ここまでRGJ選手を送り込んだら私の役目は終了なので、ゴール地点を凝視していた。
「いけー、いっけー!!」と叫んだ先では、ゴールスプリント僅差で吹歌は2位に。
しかし、最後まであの位置までキッチリついていったのは上出来だったし、
その後は3位・小沼、4位・由圭、5位に私と上位独占はできた。
※女子レースは結局、全5周回となっていた。

※撮影:加藤智
昨年の高石杯では、5位までしかRGJ選手を送り込めなかったRGJチームだったが、
今回は、優勝は逃したものの先頭集団を形成し、2位から5位を独占したのは良かった。
次回のチーム戦略にも繋げられるレース采配が出来たと思う。


ただ、もっと自分がしっかりと後半も前を走れていれば、
由圭選手の負担を軽くしてあげられたと思うし、吹歌選手のスプリントも
もっと優位にできたと思う。最終局面で自分が協力できなかったことは最大の反省。
もっともっとチームのために強くならないといけない。


※撮影:加藤智
・レース後の痛み・違和感・機材などの不具合:
※今回は不具合ではなく、準備などで工夫した点などを


風が強かったのでホイールをどうするか、いろいろと考えたなかで、
女子レースの時間帯なら、風の状況が強すぎず何とかいけるだろう!と
フロントをBOMAの38ミリ、リアをBOMA50ミリにして追い風のアドバンテージを考慮した。

※撮影:岡元さん
リアの50ミリは、まだ風が強すぎではなかったので、横風になるコース取りでも
持って行かれるようなところまではいかないで済んだ。
一方で追い風は狙ったとおり、よく進むのでラクラク
向かい風区間では、転がりがよかったので助かった。


この後の男子のレースでは、猛烈に風が強かったので、
この高ハイトのリム使用は昼前ぐらいまでならギリギリOKか、という状況だった。


タイヤはMichelin Pro4 チューブラー Service Courseの25C。
路面が完全にドライだったので、且つクリテリウムレースならコレ!で。
気圧は6barにして風での転がり重視しつつ、25Cの太いタイヤなのでグリップもOKだった。

※撮影:岡元さん
あと短い距離だったが、負荷が高かったので脚の重だるさを除去するようにダウンをしっかり。


・今回のレースで準備が足りなかったと思われる点
(トレーニング、体調管理、機材、その他)
同じ会場でのレースとして3回目だったこともあり、準備はかなり出来ていた。
あとレース前のチーム戦略なども選手たちが把握し実践できていたのが何よりだった。
この経験を今後も生かして、改善しながら次回以降のレースでもチームで戦いたい。

※こちらの写真はレース後の「西来るフェスタ」トークショーゲストでの
RGJチームと総合司会・絹代さん(撮影:加藤 智)
・上記の内容から今後のトレーニング内容を簡潔に。
またその内容をいつまでにどれだけ実行するか。


来週には、すぐに埼玉・行田クリテリウムなので今回の反省を生かして走る。
更に4月のチャレンジロードレースに向けて、引き続きトレーニングを。
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この日はバレンタインデーの翌日、ということもありまして、
吹歌選手が、チーム選手たち全員に可愛いクッキーを手作りして
配ってくれました。

これが最高のメダルだわー!おいちかった。
でわでわ。