宇都宮シクロクロス・ろまんちっく村レースレポ

どもです。
先にテキストだけ掲載しておりましたが、今回もたくさん素敵な写真を撮影いただきましたので、出来るだけ追加で写真掲載しますです!いつもご声援いただき、誠にありがとうございます!!うもぅ!!

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・大会名  宇都宮シクロクロスシリーズ第3戦・道の駅うつのみや ろまんちっく村ステージ
・日時 2016年1月17日(日)  
・会場 栃木県宇都宮市道の駅うつのみや ろまんちっく村特設コース
・気温 6度ぐらい
・コース状況 ドライ(一部、霜による凍結あり
・距離  1周回2.8km×6周回=16.8km
・リザルト(順位・タイム・タイム差他) 5位(17名中)・-1Lap・トップとのタイム差・約5分30秒


*大会公式ホームページ
http://www.utsunomiya-cyclocross.com/
*レース結果(ラップごとのタイムも掲載されてます)
http://www.cyclocross.jp/results/2016/01/-2015-3.html


・前日の就寝時刻 夜11時過ぎ(会場近くの到着が夜9時過ぎていたため)
・起床時刻 朝6時
・レーススタート時刻 午後1時


・ウォームアップ開始時刻とその内容
11時50分からのマスターズレースのピット作業をやりながらピット内ランニング。さらに、そのレース後におこなわれた12時20分からのコース試走2周回をアップ替わりに。


・レース目標
宮内、武田、今井の3選手に出来るだけ接近できること走り。大きなミスをしないように。あとコースの特徴をしっかりと把握して来期の全日本対策に生かす。


・レース戦略 
事前の試走が朝・3周、昼2周しか出来ていなかったので、出来るだけ大きなミスをしないようにしながら、ペースを落とさないこと。オンロード区間は全開で走ること。


・戦略上で注意すべき選手
川崎選手。彼女のペースが目安になるだろう。あと西山選手、橋口選手にも注意しながら走りを参考にしたい。


・レース前の食事(内容と戦略)
朝6時半に宿泊先で食べた和食を中心とした食事。ゴハンや味噌汁などしっかりと食べた。その後は11時50分のマスターズレーススタート前に食べたレーズンロール1個。レーススタート前にグリコのCCDワンセコンドを1つ。


・スタート時の覚醒水準(集中力)
かなり集中できていた。


・スタート前に使用したマッサージオイルやサプリメントなど
脚、特に膝周りにスポーツバルムの1番を塗布。


・レース中の補給内容
今回はなし。


・レース後に摂取したサプリメントなど。
レース後にグリコのおいしいアミノ酸BCAAを1包。寒かったのでコーヒーも飲んだ。

PHOTO:馬場 輝氏


・レースの内容を簡潔に。
かなり多くの観客の方が集まった、宇都宮ろまんちっく村でのレース。元々、ジャパンカップという長い歴史を持つ国際レースを運営していた土地ということもあるが、このシクロクロスでも、そのノウハウを生かした運営と広報のチカラで、さらに勢いのあるシクロクロス大会・シリーズが発足したのが非常にうれしかった。

PHOTO:Kensaku Sakai氏
と、感慨にふける間もなく、女子レースは定刻通りに13時スタート。2016-2017シリーズでの全日本選手権が同大会で開催される、ということもあり女子のL1レースには17名が集結。気合を入れてスタートするも、直前に決めたスタートギアが重すぎてクリートキャッチに失敗し、10番手ぐらいで最初のコーナーに入ってしまうw

PHOTO:宮田 裕樹氏


その後、すぐに階段の脇を通る3段の登りがあり、渋滞するのは予想していたので、早々と降車して押しで登るうちに5番手まで順位を上げられた。目の前には、このところのシクロクロスレースで競い合うことが多いPAXPROJECTの川崎 路子選手。オフロードの走行は川崎選手の方が上手なので、私はミスのないように後を追っていく。そしてオンロードの箇所は私の方が行けるので踏み込むが、いまいちコースが頭に入り切っておらず思い切って前に行けない。

PHOTO:小林 誠一郎氏
それも、コース試走をレースの当日の朝に3周回、昼のレース前に2周回しかしてないので、どうしてもコースを全て覚えきれていなかった。前日はコース試走を全面禁止にしていたらしいので、せめて徒歩でもいいからコースは1周でも多くトレースしないとダメなんだなあ、と実感、そして反省。

PHOTO:小林 誠一郎氏

PHOTO:伊藤 徳嗣氏
そうこうしているうちに1周回を終了、予定通り8分ほどで走行か?2周回目の最初、3段の登りで一気に前に詰めようとして、下手なのに乗車で行こうとしたら大失敗して転倒。この間に川崎選手が先行してしまう。その後の立て直しに時間がかかってしまい、3周回目には後続の橋口 陽子選手(TEAM轍屋)が接近してしまい、かなり慌ててしまう。しかし、この頃になってようやくコースが頭に完全に入り、オンロード区間ではクリテリウム並みに飛ばして、何とか5番手でゴールできた。

PHOTO:さいとう たかし氏
今回はドライでドロドロになる区間がなかったことと、メカトラブルなどもなかったので、メインバイクのみで交換しなかった。一方で、万が一のために用意したバイクには、メインと変えてマッドタイヤを装着して準備はしておいた。

PHOTO:伊藤 徳嗣氏
*メインバイク:BOMAエピスR(限定カラー)(通称・あ〜る君)
コンポ:SHIMANOアルテグラ・フロント46×36、リア12-27T(クランク165mm)
タイヤ:F・RはIRCシラクCXチューブレス(空気圧はF・Rを1.8bar)


*予備バイク:BOMAエピス(通称・エピちゃん)
コンポ:SHIMANOアルテグラ・フロント46×39、リア12-34T(クランク165mm)
タイヤ:F・RはIRCシラクチューブレス・マッド(空気圧はF・Rを1.8bar)


しかしトップメンバーとのタイム差がどうしようもない。今回も4分以上も差がついてしまっている。さらにトップの3人以外は全員、マイナス1ラップの扱い。これは何とか来シーズンのために地脚を作って挽回するしかない。

PHOTO:綱川 晶礼氏
さらにオフロードについても、昨シーズンに比べたらマシにはなっているけれども、やはり下手くそぶりは情けないの一言。特に今回の序盤のシングル、他の選手はスイスイいくところ、スドーマン監督に言わせると「ノロノロ走っていて笑いそうだった」という。この辺りもしっかりと対応して、むしろチカラを抜いて走れるようにならなければ。

PHOTO:さいとう たかし氏

<総括>
なんだかんだいっても、今シーズンまだまだ課題が残る走りでしたが。これで私の2015-2016シーズンのシクロクロス参戦は終了しました。今シーズンは9月の中国海外遠征もあったので、かなり早目にレース対策が出来たし、更に様々な経験を積めました!前シーズンより走れるようになったからか、新たな次元と課題が見つかりましたし。

PHOTO:Kensaku Sakai氏
来月には47歳になるBBAですが、こんな私でも更に新たな経験やら出会いがあるのは有難いです。RGJチームでもシクロクロス参戦選手が増えたし、この経験を後継しなくては!でも、やっぱりシクロクロスは大好き!!こうやって、レースが益々盛り上がってくるなかで、いちおうとはいえ何とかL1カテゴリーで走れることを幸せに思ってます。

PHOTO:伊藤 徳嗣氏
何より沢山のご声援をいただけるのが本当に有難い限りです。いつもありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ2000シーズンに獲得した日の丸ジャージでまだまだ頑張りたいと思いますので、こんな牛を生暖かく見守っていただけたら嬉しいです。更に盛り上がりを魅せられるレースが出来るように、来シーズンも頑張ります!!

PHOTO:宮田 裕樹氏
2月は関東地域で開催のシクロクロスの運営お手伝いを数レースしますので、引き続き日本のシクロクロスを皆様よろしくお願いします!

PHOTO:さいとう たかし氏
・レース後の痛み・違和感・機材などの不具合
今回は膝など違和感がなく怪我もなくレースを終えられた。機材も事前にチェックしていたので問題はなかったが、ちょっとエピスRのチェーンが長いかも?と思ったので1コマ詰める。
今期は、前期も使用していたチューブレスタイヤが良かったので、全部チューブレスで参戦した。その中でも、IRCシラクシリーズのチューブレスが良く、3種類ともにチョイスと空気圧などを試走で判断できれば問題なくレースで踏ん張ってくれた。


・今回のレースで準備が足りなかったと思われる点(トレーニング、体調管理、機材、その他)
足りなかったことはないのですが、来期の対策などを。


12月の全日本選手権が終わってから、GTローラーでは平均250wを30秒×20というメニュー、さらに、小貝川に行けるときには、出来るだけ行くようにして、課題としていた濡れた不安定な路面でのコーナー走りなど何度も復習しておいた。


前期よりはオフロードへの慣れは出来ていたが、まだまだテクニックの度合いが低いので、もっとオフロードでの練習も必要。一方でロード練習での地脚作りは出来ていたので、これはもっとしっかりとおこない、ロードの結果にもつなげたい。


機材については、9月中国遠征にともない1台体制だったのを、2台ともBOMAに揃える体制が作れたので非常に助かった。しかもエピスとエピスRという、ちょっと性格の違うフレームとなったので、コンディションによって使い分け出来て有難かった。


ホイールについてはチューブレスタイヤの付けられるホイールにしていたが、出来ればBOMAでチューブレスタイヤの使えるカーボンのホイールがリリースされたら、ぜひとも使ってみたいと考えている。

PHOTO:さいとう たかし氏

ギアの組み合わせについては、下記で今期はアッセンブルしていた。
・エピス:フロント46×39、リア12-34T
・エピスR:フロント46×36、リア12-27T
あ〜る君については、このままでもいいかも?と思っているが、エピちゃんについては、フロントをこの際、思い切って38あたりのシングルにしてもいいかな?と考えている。んでリアをもうちょいワイドにするかな?とか。いろいろと楽しく悩んでみようと思います。

PHOTO:小林 誠一郎氏
それと、もともとクロカンランニングをやっていたこともありランが得意なので、ヘタッピをランでフォローする場面が多かったんですが、そんな中でR×Lソックスの機能に助けられました。こちらのソックスは、5本指タイプも、そうでないタイプも土踏まずのホールドが良いのは周知の事実になっているが、実は踵のホールドも良いのです!!
これはランニングを多用するシクロクロスでは非常に大切なポイントなので、あまり寒い状況でなければ5本指ソックスのTBK-750Rで指と踵のホールドを生かして走り回りました!
一方で昨年の全日本@菅生のように雪も降る極寒の時には、ランニング用に開発されたメリノウール5本指のTRR-32Gを履いて、さらに上からバイク用のTBK-500Rという組み合わせをオススメしますです。

PHOTO:伊藤 徳嗣氏
ヘルメットは軽い方が頭が振りやすいので、OGKカブトのゼナードはフォルムがコンパクトで非常に良かったです!同じくOGKカブトの冬用グローブKG-8Wが、暖かくてしっかりとハンドルやSTI操作でき、一方で内部で汗をかいても乾きが早いので手が汗で冷たくなりにくいというのも良いです。


・上記の内容から今後のトレーニング内容を簡潔に。
またその内容をいつまでにどれだけ実行するか。


具体案としては、引き続きとなるが以下のとおり。
・30秒で登れる登坂箇所で400wをターゲットとして10本
・5分が現在、最高値238wなので、これを270wから300wを目指して強化
・1km走については引き続き
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でわでわ。