猪苗代UCIシクロクロス・レースレポート

どもです。
今大会でもたくさんのご声援とともに、写真もたくさん撮影いただきました!本当にいつもいつもありがとうございます!!
ということで、猪苗代UCIシクロクロスのレースレポートをば。
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・大会名 東北シクロクロスラウンド第2戦・猪苗代UCIレース(UCIクラス2)
・日時 2015年11月1日  
・会場 福島県猪苗代町・天神浜オートキャンプ場特設コース
・気温 8度から10度ぐらい
・コース状況 若干ウエット
・距離 2.5km
・リザルト(順位・タイム・タイム差他) 7位、トップ差6:21


・前日の就寝時刻 夜10時ごろ
・起床時刻 朝7時
・レーススタート時刻 昼12時半


・ウォームアップ開始時刻とその内容
かなり寒かったので、当日は10時40分からの公式練習時間にコースを2周回。
その後に完全に着替えてから、12時からローラーで軽く15分、本当にペタルを回すことに集中。
その後は体を冷やさないようにしてスタート場所に移動した。


・レース目標
UCUポイントの10位以内に入るのが最低目標。あとはトップと同一周回でゴールすること。これも最低目標。
・レース戦略
前日のコース試走で腰が痛くなって張ってしまっていた。
そのために前半は抑え目にして、背中が動くなるようになってからペースを上げていく。
・戦略上で注意すべき選手
誰というのはなく、ただレースの流れや展開には注意して走る。


・レース前の食事(内容と戦略)
スタートが昼過ぎなので、宿泊先の和食の朝ごはんをご飯を多めにいただく。
・スタート時の覚醒水準(集中力)
UCIポイントを獲得していたこともあり、最前列に並べたのはラッキーだったし集中できた。
・スタート前に使用したマッサージオイルやサプリメントなど
朝起きてグリコのエキストラオキシアップ4錠、レース前のウォーミングアップ後にグリコのおいしいアミノ酸BCAAを一包。天気が良くなってはいたが風が冷たかったので、膝にホットオイルを塗布。スタート前に水を少々。


こちらは公式練習前におこなわれた、男女各UCIポイント上位6位のステージングの様子。この6人づつがスタートでも最前列に入れていただけるということなんであります。


・レース中の補給内容
いちおう、スペアバイクに水を300ccほど用意したが摂取せず。
・レース後に摂取したサプリメントなど。
乾燥していたので、うがいをしっかりしたり水分の摂取をしておいた。


・レースの内容を簡潔に。
スタートは最前列だったものの、最初のコーナーを過ぎるころには10名ぐらいに一気に抜かれるw しかもその中にはシクロクロスに今年から参戦しているRGJ吉岡の姿も。あれー、前半は抑え目にする予定はいいのだが、ちょっとやり過ぎたかな?と踏みなおしているうちに砂の林間区間に入る。ここで2連シケインがあるが、ちょっと慌てて歩数が多くなってしまうものの何とかクリアした後に砂の深いところに入る。そこでバランスを崩す選手がチラホラ。その横をシケインから降りたままクリアしてテンポを整える。

再び林間コースに入ったところで、木の根っこのところで後輪を強めにリム打ちしてしまう。その後が砂の長く続くセクションだったので、そのまま入ってランニングでクリアしながら1周目を終える。この時点で3人ほど抜いていたので、一旦落ち着いて後輪の様子をみていたが、林間コースで飛ばすとコーナーでタイヤが流れてしまうので、もう1人の選手と競っている状況だったが「今、変えないとリズムが崩れるかも?」と思い、ピットで「リアのタイヤみて」と伝えつつスペアのバイクにチェンジ、この判断が良かった。


実はバイクごとに、ちょっとタイヤとかセッティングを替えて用意していたのだ。
<メインバイク>
バイク:BOMAエピス
コンポ:SHIMANOアルテグラ・フロント46×39、リア12-34T(クランク165mm)
タイヤ:シラクチューブレス・サンドをフロント・リアともに
空気圧は1.7bar


<サブバイク>
バイク:BOMAエピスR(限定カラー)
コンポ:SHIMANOアルテグラ・フロント46×36、リア12-27T(クランク165mm)
タイヤ:シラクチューブレス・CXをフロント・リアともに
空気圧は1.8bar


サブバイクの方は、タイヤをIRCのサンドとマッドの中間となるもので用意していて、ちょっと砂地で乗るには重いかな?と思ったりもしたが、結局乗らずに自転車を押して走るので何とかなってしまった。
※ちなみに事前に砂地を乗った時には、サンドの方が全然乗り味が軽くてラクではありましたが、いかんせん自分のテクニックがダメダメでした。


2周回を終えたところで、ピットに再度近づいた際に須藤監督はメインバイクを調整して用意OKだったが、サブバイクでもいけそうなので、「そのまま!」と声をかけてレース続行。その際に鈴木 禄徳選手から「前と13秒」と声かけされて、湖畔の砂区間のランニングでいけそうな気がして、そこで前方を走っていた橋口選手をパスさせてもらう。



※あ、これバイクがエピスちゃんなので、1周目の様子ですね、スイマセンw

その後に4周回目で須藤監督から「今6位」と言われ、あらまーそうかいなーと思いながら、出来るだけ落ち着いてテンポを崩さないように走ることに集中。5周目にはにパンクで出遅れていた上田選手が追いついてきたので、何とかついていこうと思うが、特に砂地が早くて歯が立たない。ううむ!!ここは橋口選手との差を広げたい、と思っていたら林間区間で自転車を担いで走っている橋口選手の姿が。どうやらチューブラータイヤが外れてしまったようだ。

そのまま最後まで大きな落車やミスはなく(というかランニングで誤魔化し続けて)7位でゴール。最後まで先頭集団が拝めなかったのはどうしようもない。何が足りないか?と問われれば、全部足りてないとしか答えられない現状である。彼女たちより多分あるものといえば、1つでも順位を上げるという執念。そのために、このコースをクリアするのにテクニックが今、足りない!と思えばスグに走りの内容や作戦を切り替える。特にテクニックは付け焼刃では出来ないから(センスの問題もある、このセンスというのが私にはないんだなーwww)、それをフォローするには何か?というのを隠し玉として自分は何を持っているか分かっているのがシクロクロスなどのオフロードレースでは必要だと思う。そして隠し玉もしっかりと普段から準備しておく必要があると思う。


実は10月の茨城シクロクロスでレースMCをやっていたが、その際のL1レースがものすごい戦いだった。正直いって「一緒にレースに出てなくて良かった」と思ったが、これはレースに一緒に出ていたらズブズブだったろうと思う一方で、レースMCをやっていたおかげで客観的に「これだけ凄いところがある」というのをポイントごとに見れたのが良かった。彼女たちにあるもの、ないものを経験で何とか埋めていくことが唯一なので、それを生かして今後もレースに臨みたい。

・レース後の痛み・違和感・機材などの不具合
レース前日に出ていた腰痛がレース中に出ないように注意していたため、それはコントロールできており痛くはならなかったが、張りは強かったのでストレッチしてほぐすようにした。膝とかは問題なし。


機材については、レース中にメインで使うつもりにしていたバイクのリアタイヤがリム打ちで空気が抜けたと思っていたが、ただ最初の空気圧の設定が低すぎただけだった。ほかは問題なし。


・今回のレースで準備が足りなかったと思われる点(トレーニング、体調管理、機材、その他)
レースの2日前に会場いりしていたこともあり、さらに須藤監督がレース前日のマスターズレースに出場していたので、いろいろと情報はもらえた。ただ、前日のコース試走で神経質になり過ぎて2時間も試走したのは、いくらなんでもやり過ぎた。


何よりも不安定な砂を走るのが、非常にへたくそになっているのは自分でも困った。バイクの上のコントロールなど練習がもっと必要。 


・上記の内容から今後のトレーニング内容を簡潔に。
またその内容をいつまでにどれだけ実行するか。


・30秒で登れる登坂箇所で400wをターゲットとして10本
・5分が現在、最高値238wなので、これを270wから300wを目指して強化
・1km走については引き続き


更に追加で(シクロクロス対策)
・ランニング(普通のランニングでなく、シクロクロスを想定した走りで)
・オフロード練習、特にレース時間と同じ40分走を
※特にランニングトレーニングについては、ジャパンカップの直後から開始していたおかげで、今回の砂区間は自転車に乗れなかったものの、ランニングで問題なく走り回ることが出来た。これはしっかりと今後も続けておきたい。
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今週末はスターライト幕張CXのスターターをやります!
当日も何卒よろしくお願いしまーす!
でわでわ。